ロボットベンチャーでの転職方法 その2
概要
こちらの記事を公開してから1年経たずに、次のロボット会社さんに行く事になりました。
正直「え、もう転職するん?」と、私が私に問いたいくらいなのですが、より良い会社さんへの転職に繋がった為、今回のトライを記載しておきたいと思います。
転職先に求める事や、前回と重複するトライなどは、割愛させて頂きます。
結論
オススメ出来る活動方法
転職活動前
- 転職サイトのプロフィールをしっかり書く
- ロボット業界をきちんと理解しているエージェントさんを探す
転職活動中
- 何故転職しようという判断に至ったかを整理する
- エージェントさんに職務経歴書のレビューをしてもらう
- 消耗しきる前に転職活動に着手する
あまりオススメしない活動方法
- 転職サイトの有料プラン
以下は、上記のアクションが良かった・悪かったと判断出来るようになった、転職するまでの流れになります。
転職前の活動
転職サイトのプロフィールをしっかり書く
転職サイトに、ロボット開発に対する考え方、興味がある分野、最新の業務内容だけでなく、学生時代からの活動なども含めて更新しました。
結果的には、あるメガベンチャーさんよりお声がかかったり、エージェントさんが「こんな人ですが興味ありますか?」と職務経歴書を投げる前に見てもらえる為、便利だったようです。
採用する側も人間です。その人がどんな考えを持っていて、どんな事をやりたいと思っているのか、履歴書や職務経歴書を読む前に知りたいのではないかと思います。
人となりを知ってもらう意味でも、またロボット界隈はその人が実現した事を大切にされる方が多いように思いますので、大きい・小さいは問わず「自分でやったこと」として胸を張って言えることは、どんどん書くと良いと思います。
ロボット業界をきちんと理解しているエージェントさんを探す
前回、転職エージェントさんのお世話になったので、ロボット業界を得意とするエージェントさんが他にもいるのかもなあとぼんやりと思っていました。
そんな事を思っていたところ、たまたま、ロボット向けの転職エージェントさんを紹介する記事を読み、面白そうな人だなと思いお話に行きました。
実際に面白かった事と、結果的にはそのご縁で、今回の転職先をご紹介頂けました。
転職活動中
何故転職しようという判断に至ったかを整理する
今回は入社して日が浅いというのもあり、ここについては誰でも疑問に思うことだと予想されます。
よって、会社の何を問題だと捉え、その為にどんなトライを行い、どんな結果を観測し、それをどう判断したかのプロセスを自身の中で整理し話せるようにしました。
余談ですが、今回転職を考えた理由の一部は「ビジネスプランと現実の大きな乖離」「マネジメント手法を知らないまま、学ぶ事もないマネージャ」「チームビルディングの失敗/心理的安全性の欠如」「秘密主義」がありました。
ここから起きる諸問題をどうにかしようとして、疲れたというのが転職理由です。
でも、どうにかしようとマネジメント手法をチームに提案してみたり、威圧的にお話をされる一部の上層部にも忌憚なく話す姿勢を示したおかげ?なのか、同僚のエンジニアの方々とはとても仲良くなれ嬉しかったです。
エージェントさんに職務経歴書のレビューをしてもらう
上記エージェントさんから「よろしければレビューしましょうか?」とご提案頂いたので、素直にお願いしました。
結果、ただ情報を羅列するだけの職務経歴書から、読み手が何を欲しているかを想定した修正案をご提案頂けたこと、さらにそれを自分の言葉で修正した事で、読みやすい職務経歴書にきちんと変わりました。
これは採用担当側として「どこを読むか・どう知りたいか」という情報からの逆算ですので、エンジニア視点では分かり辛い部分です。少なくとも1度はやってもらう事をオススメします。
消耗しきる前に転職活動に着手する
転職は、しようと決断する前も、転職しようと決めてからも、本当に疲れます。
「もう限界だと思うまで、頑張るよ…」というお話を聞くこともありますが、僕自身は限界になってから、現状を冷静に振り返って次を判断できるという自信がありません。
なので「あ、これはもう無理かもしれない」と思った時点で、転職活動に着手しました。
転職をおいそれと勧める事はしませんが「あ、これはまずいかも」と思った時点で、他社の見学などはしてもよいのでは無いかと思います。
あまりオススメしない活動方法
転職サイトの有料プラン
転職サイトの有料プランを、ものは試しと1ヶ月試してみました。
結果として、今まで知らなかった会社さんから募集案内が来ていた事から、おそらく通常より目につく仕組みが適用されていると思います。
ただ、自分を必要としている会社さんは、そもそも私が応募する前に、私のプロフィールを見ている事が多く、有料プランにしてリーチする先を増やすよりも、上記の通りプロフィールをきちんと書くほうが長期的には望ましいのかなと考えている所です。
まとめ
あまり特異な事はしていないと思いますが、何か参考になりますと幸いです。
ツイッターとリアルは分けたいので、どの転職サイトに書いているのか?やエージェントさんの詳細についてなど、質問・疑問などありましたら、DM頂けますと幸いです。
余談
前回の記事、どこかに需要があるのかな?あったらいいなと思っていたのですが、
- 「職場の先輩が参考にしてましたよ!(それはそれで大丈夫?)」
- 「リュートさんの記事を見て、初手ベンチャーは辞めておきました!(うん、でもベンチャー来ちゃったんだねぇ)」
- 「ロボットベンチャーで生きてる人が、どうやって生きてるかを書いている人見かけないので、参考になりますよー(あ、なるほど)」
というご意見を友人・知人各位から頂きまして、今回も書いておけば何かしらお役に立てるのかもしれないと思った次第です。
ただ、やれる事をやっていたらこうなった感もあるので、決して計算通りに生きている訳でもないです。本当にご参考までに。