月とねこ

設計した物置き場です

Phrozen Shuffle 用 レジンバットヒーター 製造方法公開

概要

Phrozen Shuffle のレジンバットヒーターの公開記事です。
元々、自分用に設計した為、製造には配慮出来ておりませんが、温度管理でお困りの方が見えるのでは無いかと思い、公開させて頂きました。
何かありましたらお気軽にご質問頂ければと思います。また、使用に際しては、全て自己責任でお願い致します。

内容

Phrozen Shuffleにスポッと差し込んで、電源を入れるとレジンを暖めてくれます。f:id:RyutoAI2xm:20190502182531j:plain

効果

タフレジンをタンクの半分程度に注いだ状態で、15V ACアダプタを使用 : 30分で、24.8° -> 35.3° に上昇。
3月末頃から使用していましたが、寒い日(最高気温10°程度)でも安定して造型出来ていましたので、冬場にも有効だと思います。
ただ、もっと冷える場合は、後述の16V ACアダプタを用いると良いかもしれません

製造のご依頼について

Boothにて、1.6万円で完成品の販売を行っております。
ryutosouma.booth.pm

受注生産となりますので、発注を頂いてから、1~2week程度で発送させて頂きます。
DIYの為、使用に際する事故などへの保証が出来ませんので、あらかじめご了承ください。

制作方法

前提条件

  1. はんだ付けが出来る環境を前提としています。
  2. 200mm角のサイズが造型出来るプリンターをお持ちの方 or 外注出来る方

準備するもの

制作手順

  1. 3Dモデルをプリント
    www.thingiverse.com
  2. DCジャックの配線をします
    f:id:RyutoAI2xm:20190502183728j:plain
  3. DCジャックを3Dプリント部品に固定します
    f:id:RyutoAI2xm:20190502183706j:plainf:id:RyutoAI2xm:20190502183713j:plain
  4. アルミ箔ヒーターをはんだ付け (この時、耐熱テープ(ポリイミドテープ)などで必ず絶縁して下さい)
    f:id:RyutoAI2xm:20190502183744j:plainf:id:RyutoAI2xm:20190502184258j:plain
  5. 両面テープを、3Dプリント部品に、間隔を空けて2列に張り付けます(間隔を空けずに貼ると、貼り付けに失敗した時、リカバリーできなくなります)
    f:id:RyutoAI2xm:20190502183750j:plain
  6. DCジャックの口にL字変換プラグを挿して、完成です。 f:id:RyutoAI2xm:20190502185546j:plain