一体印刷可能な NorthStar 外殻フレーム公開
概要
Project North Star update3 の部品配置のまま、外殻フレームデータを一体化した部品データの公開記事です。
公開先
- PROJECT_NORTH_STAR_REV3_ASSY_OfficialVer.STL
- 全部品公式準拠
- PROJECT_NORTH_STAR_REV3_ASSY_SimplyVer1.STL
- ラズパイ液晶対応(他は公式部品対応)
- https://www.amazon.co.jp/dp/B01N5HW3BP/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_fqaDCbR44KAA2
- PROJECT_NORTH_STAR_REV3_ASSY_Simply_OhterLens.SLT
- ラズパイ液晶&非公式レンズ対応(他は公式部品対応)
- 非公式LENS
開発目的と特徴
組み立ての手間を、出来る限り落とす事を目的にしています。
そのため、前後の位置調整機能は省いています。
特徴は以下となります。
1. 一体化されたフレームである事
2. 各部品は、フレームにはめ込み固定する構造である事
公式との比較
- メリット
- フレーム自体の組み立てが不要
- 部品の取り付けは、はめ込み作業のみ
- デメリット
- 200mm角のプリンターが必要
- 前後の調整機構は無い(ご要望を頂ければ、追加開発を行うかもしれません。お手軽対応であれば、おでこの部分にスポンジを入れても解決出来そうです)
- 上下の調整機構は無い(ベルトの位置調整でどうにかなるかな?と思っています)
必要な部品
ヘッドライト
- ヘッドライトからライトを取り外して、フレームとバンドだけ使用します。
- Amazon
- 取り付けイメージ
出力完了。とりあえず使えそうかな? pic.twitter.com/Rtt5O4i54l
— リュート (@RyutoAI2xm) 2019年2月2日
USBケーブル (ラズパイ液晶使用時のみ)
- 一般のケーブルも使用可能ですが、コネクタがもげるといった事故が起きないと思います。必須では無いですが、強く推奨します。
- Amazon
- Aliexpress
- 使用イメージ
こんな感じでしたー。中々良さそう pic.twitter.com/14R40JV9Uh
— リュート (@RyutoAI2xm) 2019年2月5日
組み立て結果
お願い
North Star自体を組み立てた経験が無く、手元の部品も限られている為、配慮に欠く構造になってしまっている部分があるかもしれません。
お気づきの点や、良さげなヘッドバンドのご紹介などなど、ご指摘頂けると嬉しいです。
開発のきっかけ
何となくNorthStarには興味があったのですが、使った事が無く、良くわからないまま、Tokyo Project North Star Meetup に参加してみました。 vrtokyo.connpass.com
そこで、色々な種類のNorthStarや発表を拝見させて頂く中で「組み立てが大変」「Update3はさらに部品増えてない?」といったお声を聴きました
(数えてみたら、Update3では、27部品でした)
じゃあ、逸般ご家庭にありそうな3Dプリンターで出せるくらいのサイズで、一体化したフレーム作ってみようかなと思い、設計した次第です。
形状は、トポロジー最適化されたような形状をしていますが、各所の形状はそれなりの理由を持って設計しています。
左右非対称な部分をどうしようか、結構悩みながら設計出来たので、楽しかったです。
さいごに
最近、都内で転職を考えています。半年後くらいかなー?とのんびりとした転職活動ですが、メカ的な方のハードウェアエンジアをお探しの方はお声がけ頂けますと幸いです。
組み込みやUnityなどもお試しレベルなら出来ますが、ハードウェアメインだと嬉しいです。ロボット系が特に大好きです。